青い電子サイコロ...page.3/4


製作手順

以下の手順で作業を進めてみることにします。
1.ケースの穴あけ加工
2.回路基板の製作
3.周辺パーツの配線
4.ケースへの組込み
5.動作確認



1.ケースの穴あけ加工

用意したプラスチックケース、又はタッパウェアに穴あけ加工を済ませておきましょう。これは、パーツを取り付ける前のユニバーサル基板で現物合わせが行ない易いためです。

穴あけは、ユニバーサル基板を固定する4個の個穴と、プッシュスイッチを取り付ける穴の、計5個だけです。

まず、用意したプラケース、又はタッパウェアに「プッシュスイッチ」、「ユニバーサル基板ICB-288G」、「電池ボックス」、「圧電素子」を配置します。

位置が決まったら「プッシュスイッチ」と「ユニバーサル基板ICB-288G」を取付け・固定する穴(計5個)を開けます。
透明なケース(タッパウェア)でしょうからキズを付けないように慎重に作業して下さい。



  



2.回路基板の製作

回路は簡単ですから回路図だけでも製作できるかと思います。
絵解き図を2つ載せますので間違えないように配線しましょう。

絵解き図はいずれも部品実装面から描画したものになっています。





パーツの配置の様子
(ブルーLEDの向きに注意です)






裏側の結線の様子と、ジャンパー配線と周辺パーツの配線
で説明するために用いる記号
(基板に記号を書き込む必要はありません)






 







ジャンパー配線
上記の絵解き図の記号を参考に、下表の通り5箇所をジャンパー配線して下さい。
ジャンパー配線は、基板の裏面、部品実装面どちらで行なっても構いません。
ジャンパー箇所 チェック
COM-GND  
A1同士  
B1同士  
C1同士  
D1同士  




  



3.周辺パーツの配線

ここで述べる周辺パーツとは今まで製作した回路基板以外の「圧電素子」、「プッシュスイッチ」、「電池ボックス」の3つです。
回路基板の製作にある2つ目の絵解き図の記号を参考に下表の通り周辺パーツを結線して下さい。
周辺パーツ名 極性 回路基板箇所 チェック
圧電素子 極性なし BZ  
極性なし GND  
プッシュスイッチ 極性なし ST  
極性なし GND  
電池ボックス プラス側(赤) VDD  
マイナス側(黒) GND  




 



4.ケースへの組込み

穴あけ加工の済んだケース(又はタッパウェア)に回路基板、圧電素子、プッシュスイッチ、電池ボックスを固定します。

電池ボックス、圧電素子は両面テープで固定します。

また、プログラムを書き込んだPIC12F629を向きに注意してICソケットに挿入します。
青色LEDにはLED光拡散キャップを装着します。




 


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