FMステレオトランスミッタ...page.3/6
製作順序
以下の順で紹介します。
1.コイル:L1:FCZ:7S144のツメの折り加工
2.コイル:L2の製作
3.回路基板の製作
4.ケース加工
5.内部配線
6.調整
7.動作確認
1.コイル:L1:FCZ:7S144のツメの折り加工
ここの作業は「小型FMワイヤレスマイク」と全く一緒です。
作業中は爪以外のピン(5本)を絶対に曲げないよう充分注意して下さい。
尚、FCZコイルを万力やペンチなどの工具で固定させて作業することは絶対に避けて下さい。内部が破損するからです。
上のイラストは判り易くするよう色を変更しています。
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ユニバーサル基板に差し込んでみて、ハンダ面側に、爪も含めて 7本のリード線が挿入できていることを確認して下さい。 |
2.コイル:L2の製作
フェライトビーズ:FB-101を2個、太さ0.32mmのウレタン被覆ワイヤを用意して下図のイラストを参考に手巻きします。
巻き終えたら7mm〜8mm程度リード線を残して先端をハンダメッキしておきます。
イラストのようにウレタンワイヤはフェライトビーズの中を3回通ります。
1回巻きしたら両端をくっと引っ張って形を整えておくといいです。
このように見えるでしょう。
コアから7mm程のウレタン線を残して切断します。
ハンダメッキは切り口から行なうと上手くいくでしょう。
ウレタン被覆が溶けて銀色にハンダメッキされる様子がわかるはずです。
矢印付近までハンダメッキします。
右の写真は基板に差してみたところです。