2石トランジスタラジオ...page.3/6


製作手順

1.ユニバーサル基板:AT-1Sのカットと穴あけ
2.回路基板の製作
3.プラスチックケースの穴あけと配線
4.プラスチックケースの着色と組込み
5.動作確認
6.その他

の順で説明します。




1.ユニバーサル基板:AT-1Sのカットと穴あけ

下図イラストの破線の位置でカットします。1枚で2台分とれるので友達や親子で一緒に作ることができます。
アクリル板のカットと同じ要領でアクリルカッター(Pカッター)を使います。

面倒でも同じ位置に両面に溝を切ってから折るようにしましょう。
片面に溝を切っただけで折ろうとすると必ず縁が汚くなってしまい、最悪の場合は銅箔のランドが剥がれることがあります。




以下の絵解き図の位置に穴をあけます(穴を広げる)。
ピンバイスを使うと便利です。ドリルの刃は力を入れて回すと汚い穴になるので注意します。
特に「もう直ぐドリルの刃が貫通するっ」という時に慎重にゆっくりになって下さい。


↑パーツ実装面から見ています




作業の写真など


 

位置を一致させて表も裏もアクリルカッターで切り込みを入れる。
片面だけの切り込みで折らないこと!(高確率で汚らしい切断面になります)




手で簡単に折ることができます。




左下のものを使う。左上の基板をもう一回カットすれば2台分の大きさが取れるよ。




僕は少しこだわって、チョッとだけ角を丸く削った。




角が取れて優しい感じになりました!




所定の穴をドリルで広げた。




小型トランスの爪を通す2mmの小穴の周りに銅箔が少し残っているのが確認できますか?
あまりシビアになることはありませんが少しでも銅箔が残っているとキレイなハンダの仕上げになるよ。




このページで使った工具です。アクリルカッター(Pカッター)とピンバイスとドリルの刃です。


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