「EジスPen」を使ってみる...page.3/3


基板以外の配線



バーアンテナ:PA-63Rは付属の針金を基板に通して半田付けして固定させます。
バーアンテナ:PA-63Rで使うリード線は細い黄色と黒色です。緑色と白色は使いませんので他の回路に触れないように処理して下さい。このことは「高周波増幅回路付トランジスタ検波ラジオ」を参照して下さい。
ボリュームの配線については、上図基板の箇所以外から取り出しますと発振トラブルに見舞われますので注意して下さい。
また、ボリュームの直近の0.1μFを忘れずに取り付けて下さい。



仕上がりのラジオの様子

 

 







他の作例

■白色発光ダイオード点滅回路
既に紹介した「白色発光ダイオード点滅回路」についてEジスPenによる方法で作ってみました。
使用したスルーホールの基板はサンハヤトのICB-88GHで問題無く使えたことを報告しておきます。
当回路は新品の単四電池1本で3ヶ月以上も点滅させることができます。是非、作ってみて下さい。

ICB-88GHは半田メッキ処理されたスルーホール基板のためパーツの交換で不具合が生じる恐れがあると最初に記述(page.1/3)しましたが、パーツ交換しないことを前提で作る場合では何も問題はありません。





■MP3プレーヤー
後に紹介している「MP3プレーヤー」についてもEジスPenによる方法で作ってみました。
基板はEジスPen専用のスルーホール基板で作りました。全く問題なく動作していることを報告致します。

 







最後に...

EジスPenがどのような商品であるか理解できたと思います。
従来のユニバーサル基板ではリード線を細かく曲げながら配線し、時にはショートさせて苦労されたこともあったかと思いますが、EジスPenにより、ICを使った工作がより簡単になることは間違いありません。
このことは、これから電子工作をしようとする方にとって大変に有難いことです。

一つ残念に思うことは、EジスPenのインクの残量が見れないことです。スペアを用意しておくといいでしょう。


ご感想など掲示板または、アンケートに入れて頂ければ幸いです。

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