FMワイヤレスマイク...page.4/4


プラスティックケースの加工

ここではプラケースのNo.2というものを使用していますが、皆さんの都合でなんでも構いません。
例として、トランプの入っているケースなどが手頃でしょう。

プラスティックにはネジ穴、マイクの音の入る穴及び、アンテナリード線を通す穴で合計6個開けます。
道具としては、電池式のハンドドリルやキリを用います。何れにしましても、急いで加工したり焦ったりするとすぐに割れてしまうのでゆっくり作業します!

* 穴の位置については、現物合せで決定して下さい。




付属パーツの取り付け

前ページで完成した基板にアンテナリード線と電池ボックスをハンダ付けします。
各リード線は被服を剥いた後は必ずハンダメッキを施しておいて下さい。
電池ボックスのリード線のハンダ付けでは長時間コテを当てますと電池ボックスが融けてしまうので手早く行なって下さい。

下の写真は基板にアンテナと電池ボックスをハンダ付けし終わった様子です。
アンテナ線は80cmから1メートルもあれば十分です。

これを穴開け加工をしたプラスティックケースに収めて完成です。電池ボックスは両面テープで固定して下さい。

←アンテナは引っ張られても基板から切れないように内側に結び目を施します。
←マイクの様子。穴の径は2ミリもあれば充分です。



基板はネジで固定しますが、基板にストレスが掛からない程度に軽く締め付けます。


調整

発振周波数を調整・確認します。
本機にアルカリ乾電池をセットします。
近くにFMラジオを用意し(2メートル前後の距離に用意する)、FMラジオがステレオモードのときはモノラルモードにしておき、また、ミューティングスイッチ(スケルチ)があるFMラジオではミューティングをOFFしておきます。
ラジオのボリュームを多少上げておき、84MHz〜90MHzをゆっくりとチューニングしていきます。
本機の発振する周波数と同調すると「ザァー」のノイズが消えます。また、Sメーターが付いているラジオでは針がいっぱいに振れます。ちなみに、自分と同じに製作したならば86.5MHz前後になります(試作で3台作ったが全て86.5MHz前後になりました)。
同調したなと思ったらラジオと本機の距離を離して細かくチューニングします。
本機からの発振する周波数を変更するにはコイルの幅を縮めたり、伸ばしたりして下さい。コイルを縮めると発振周波数が低くなり(76MHz方向)、伸ばすと発振周波数が高く(90MHz方向)なります。
スピーカーではなく、イヤホンで聴きボリュームを上げると、自分が発した咳き込む音や、足音及び周囲のざわめきを鮮明に聴くことができます。

* 電波が発射されることが判りましたら、テレビの1chから3chの受信映像に悪影響を及ぼしていないか必ず確認して下さい。




使い方

アンテナは80cmから1メートルの範囲で使用し、下方向に垂直にプラプラさせておきます。水平方向にアンテナを張ると距離が伸びません。
虫の鳴き声や、別の部屋で人の様子をうかがう様な使い方をする場合はボリュームを目いっぱいに上げてイヤホンで聴くことをお勧めします。電波到達距離は直線で25m程度でラジオの受信感度で大きく左右されます。
また、普通のハンドマイクの様な使い方ではマイク感度が高すぎて声が割れて(歪んで)しまいますので、その場合は本機から顔を離して喋ったり、マイク入口にフェルトを貼るなど工夫します。
電池はアルカリ単4電池1本でセットした状態で連続36時間以上は持つはずです。使用しないときは電池を抜いておきます。

最後に、人のプライバシーを侵害するような使い方は避けて頂くようお願い致します。


ご感想など掲示板または、アンケートに入れて頂ければ幸いです。

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