1石レフレックスラジオ...page.4/9


1.平ラグ板の製作

説明を行なっていく上で下図のように平ラグ板に番号を付けさせて頂きます。
左右の向きは各自で決めて下さい。

* 平ラグ板に番号を記入する必要はありません。





下図の様に部品を取り付け、ハンダを行ないます。

* 端子7-10間は部品のリード線の切れ端を用いて接続します。
* 小型トランスST-30は爪を広げてハンダ付けします。
* 全ての部品の高さはケースに収まる様、ハンダします。
* 部品のリード線は部品の根元から曲げないこと!




アドバイス...

小型トランスのST-30は最後に取り付けてハンダ付けを行なった方がよいです。それは、他の端子のハンダを行なっている時にハンダコテがトランスのリード線に当たって焦がす恐れがあるからです。又、端子のハンダ付けは接触不良を避けるため端子の穴が完全に塞がるまでハンダを行なって下さい。




チェックリスト

次の事が確認できればOKです。

□:端子8-9間にセラミックコンデンサ0.1μF(104)が取り付けられているか?
□:端子7-8間に2.2KΩ(赤赤赤金)が取り付けられているか?
□:端子6-7間にゲルマニウムダイオードが取り付けられているか?(端子7がアノード)
□:端子6-8間にゲルマニウムダイオードが取り付けられているか?(端子6がアノード)
□:端子5-7間にセラミックコンデンサ0.022μF(223)が取り付けられているか?
□:端子9-10間にセラミックコンデンサ0.022μF(223)が取り付けられているか?
□:端子7-10間が接続してあるか?
□:端子6-11間にセラミックコンデンサ1000pF(102)が取り付けられているか?
□:端子5-11間にコイル(4mH)が取り付けられているか?
□:端子10-11-12にトランジスタ(2SC1815)がE-C-Bの順に取り付けられているか?
□:端子9-13間に4.7MΩ(黄紫緑金)が取り付けられているか?
□:端子2-15間に小型トランス(ST-30)がしっかりと取り付けられているか?
□:端子5に小型トランス(ST-30)の赤リードが接続されているか?
□:端子13に小型トランス(ST-30)の白(又は黄)リードが接続されているか?
□:端子14に小型トランス(ST-30)の緑リードが接続されているか?


いろいろな角度から見た平ラグ板の写し

部品のハンダ付けが済んでから余ったリード線を切断しました。

トランジスタとゲルマニウムダイオードの向きに注意!

仕上がりの高さは、小型トランス(ST-30)とほぼ同じにしました。
高すぎるとプラスチックケースのフタに当たってしまいます!




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