小さなLED付きプライスカード...page.1/4
はじめに...
LED(Light Emitting Diode:光を放つダイオード:発光ダイオード)は様々なところで応用・利用されています。
ここでは、飲食店・小売店で活躍できる、小さくても目立つLED付きプライスカード(イベントのお知らせカード)を作ってみませんか。
マイクロコントローラーを使いますが、作り方はとっても簡単です。電池も長持ちします。
概要
LEDは点滅させます。
明るく常に点灯しているものより、小さくてもキラッと点滅する物体は「何か光った!?」と警戒心を煽り振り向くものです。
このLEDの点滅は高輝度LEDを使って強く光らせましょう。また、点滅させるので電池の持ちも長くなります。
点滅するLEDは3個としました。
その理由は、プライスカードは順番はどうであれ「特徴」「品名」「価格」の箇条書きになっていることが多いためです。
例えば、『産地直送まぐろと生醤油を使用!』『贅沢まぐろ漬け丼』『3,200円(蟹みそ汁付き)』といった具合になりましょう。
プライスカードは名刺サイズ(55mm×91mm)に特化した大きさで紹介いたします。 |
完成イメージ
完成させたイメージをアニメーションGIFで掲げます。
これら4つは私が適当に作ったもので内容は架空です。
サンプル1 サンプル2 サンプル3 サンプル4
LEDの点滅で目立たせるだけでなく、魅力あるキャッチコピーやPOPにも凝ってみて下さい。
全てのプライスカードに施すより、特に注目されたい1つの商品(イベント)だけに施すべきでしょう。
回路図
回路の説明
マイクロコントローラー:PIC12F629は製作のページで掲げるプログラムの通り動作します。
各LEDのブリーダ抵抗は470Ωとし、3mA〜7mAで点灯させました。
この程度の電流ならば高輝度LEDはかなり明るく点灯してくれるでしょう。
電源には単三乾電池(1.5V)を3本使って、4.5Vで稼動させます。
これは、マイクロコントローラー:PIC12F629の動作電源電圧が2V〜5.5Vのためです。