トランジスタ自己保持回路

下図はリレーシーケンスの応用回路である自己保持回路です。
プッシュスイッチを押下してリレーコイルに電流を流すと、リレーの接点により自らリレーコイルの励磁を持続させています。



下図はフォトカプラを使った自己保持回路になります。
プッシュスイッチを押下するとフォトカプラのLEDが発光し、トランジスタをONさせます。このトランジスタはLEDが点灯する回路を形成するので自らONのままでいます。



下図は自己保持の解除を目的でスイッチを追加したものです。
SW1により自己保持が形成されますが、SW2を押下することでフォトカプラがバイパスされて自己保持を解除させます。



下図は考えた使用例です。
トグルスイッチや大きなシーソースイッチで電源のON/OFFではなく、軽いタッチのプッシュスイッチやタクトスイッチでスマートに電源のON/OFFしたい場合に検討してみて下さい。



回路によっては下図の回路の方が応用範囲が広がりましょう。

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