2石短波ラジオ...page.4/5


プラスチックケースの加工

プラスチックケースは深い方の側だけを穴あけ加工します。もう一方は加工しませんでした。

穴あけ加工するのは以下の部品を取り付けるための穴になります。

・小型ターミナル*****3個
・トグルスイッチ*****1個
・ボリューム*****2個(1個は供回り防止の穴です。ボリューム現物を見ると判ります。)
・バリコン*****3個
・L型金具*****1個(L型金具は電池の固定で使います。)
・基板を固定する穴*****2個(実際はスペーサを介して基板を固定します。)

以上の12個の穴を開けます。穴の大きさや間隔については現物合わせで行なって下さい。


プラスチックケースは無理な力を加えると
割れやすいので慎重に時間をかけて作業します。



わたしがケース加工をして部品を取り付けてみた時の写真を参考に作業してみて下さい。


基板は20ミリのスペーサを介して取り付けます。基板の穴は四隅ありますが4個のスペーサを使うのはもったいないので対角で2ヶ所で固定しています。
写真を見るとコイルの上にまだ余裕の空間がありますので15ミリのスペーサでも充分です。
プラスチックケースを選ぶときは当然ながら内部の厚みが20ミリ以上あることが必要です。


小型端子は近すぎて取り付けると使いにくくなるので注意です。
また、小型端子とスイッチの間もある程度距離を離さないとスイッチの操作がしにくくなります。


バリコンの取り付けでは3個の穴を開けます。穴が近いので加工時はヒビが入らないように慎重に作業します。
ボリュームは穴の位置を間違えるとフタが閉まらなかったり、ボリュームの取り付けが出来なくなることがあるので穴の位置をよく確認してから作業します。


006P電池はL型金具を写真のように曲げて固定します。
電池の中央あたりにL型金具がくるように位置を決めます。電池の端で固定すると電池がずれて外れてしまうことがあるためです。





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